保育士って実際どのくらい
給与もらっているの?
保育士パンダ(pannda_blog21)です。
そのお悩みを解決していくね!!
- 保育士給与の現状を詳しく解説
- 保育士給与の課題①:給与が安いため、人材が増えない(待機児童の問題にも直結)
- 保育士給与の課題②:保育士として働くがモチベーションは低くなる+離職率が高い
この記事では、現役保育士である私が保育士の今の現状と課題を
経験談とともに徹底解説します!
先に結論を言います。
「保育士の給与」はまだまだ安いです!!!
- 2022年2月から保育士の給与を9000円UP:保育士の現状を多少理解していただいた改善案(まだまだ少ない)
- 保育所や幼稚園だけでなく事業所も含める:事業所の「保育士」の在り方が認められる
- 補助額の全額を賃金改善に充てる:残業やペーパーレス化を図り、その分を賃金改善に充てる
「詳しく知りたい!」という方は、こちらから飛べます。
詳しく解説していきます。
1.保育士給与の現状を詳しく解説
「保育士って給与が低いって聞くけど実際どうなの?」って方は多いと思います。
保育士である私が実情をお伝えします!
- そもそも保育士給与ってどのくらいもらえるの?
- 保育士免許を取得、合格した人の推移
- 現役保育士である私の保育士給与(現在と過去の比較)を公開
凄い気になる!!
一つずつ見ていこう!
そもそも保育士給与ってどのくらいもらえるの?
皆さんの保育士給与のイメージはどのくらいでしょうか?
保育士と聞くと、「仕事辛そう」や「残業多そう」という声が非常に多いです。
保育士の給与は
- 全国の平均が25万円以下(年金や諸々込みで)
- 基本給は平均が18万円ほど
- ボーナスありとなしの差が職場によってある
全国の平均が25万円以下(年金や諸々込みで)
はっきり言うと仕事量と給与が見合わないです。
保育士として働いている方は、ほとんどが同じ気持ちだと思います。
「25万円ももらえるじゃん!」って思う方もいると思います。
そこから厚生年金等で4万円ほど引かれるのが実態なため、生活をするのがギリギリという
保育士もいるというのを理解していただけたら幸いです。
ちなみに変わらず東京都が一番保育士給与が高いです!
基本給は平均が18万円ほど
保育士パンダの基本給はちなみに
どのくらいなの?
まさしく18万円になるよ!
私の職場も基本給は18万円なため、低いことが分かります。
公務員の友達は給与が18万円と言っていたので、そこから抜かれると恐ろしいです。
職場選びでは給与や福利厚生をしっかりチェックするのが欠かせないポイントになります。
ボーナスありとなしの差が職場によってある
職場によってボーナスありorなしかが明確化します。
- ボーナスしっかりでるところがおすすめ
- 私の職場はボーナスはでますが、15万円いかないくらいしかもらえません
事業所で働いている保育士である私としては、ボーナスがある事業所は少ない認識です。
もし「保育園で働くのがもう嫌!」等となった場合は、一つの案として
事業所の保育士で働くことを推奨します!
この保育士の仕事の場所(保育園で働く保育士、事業所で働く保育士)の議題に関しては、
今後新たな記事で記載しようと思っております!
保育士免許を取得、合格した人の推移
保育士の合格率はどのくらいなのか気になったことはありますでしょうか?
イメージとして多いのは、合格率は低く働いても職場環境がきつくて辞めてしまうことが
多くあげられます。
ここでは
- 保育士の合格率
- 保育士の就職先
- 保育士合格後のメリットやデメリットについて
この3点を詳しく解説します!
保育士の合格率
保育士の合格率の実情は数値的には低いですが、仕事の幅についての可能性は無限大です。
私も転職をして事業所の保育士として働いている今は、やりがいもあり楽しく仕事ができています。
- 数字的には合格率が低い
- 保育士の給与は年々増加傾向
- 資格取得にチャレンジするニーズが高まっている
保育士の給与は年々増加傾向だから、少しでも興味があったら
詳しいことが下記の記事に載っています。
良かったら覗いてみてね!
保育士の就職先
保育士を取得したら、保育園で働くイメージが多いと思います。
実はそんなこともなく、多種多様な仕事のため働き口がたくさんあります!
「保育園」と「保育所」何か変わるの?という疑問が出てくると思いますが、
どちらも特に変わらないので一緒だと思っていただければ幸いです。
- 保育所や認定こども園が働き口として増加傾向
- 障がいの施設で働く人が少なすぎる
- 待機児童の問題も関係性がある(保育所が定員いっぱい)
保育所や認定こども園への就職先が多いけど、
どういった理由が秘められているの?
保育士不足の問題と待機児童における保育所に入れない
環境的側面が大きな理由になるよ!
2つの点を解説していきます。
保育士不足は以前から言われている社会的問題です。
その背景で考えられることは
- 保育士の給与の低さ
- 残業の多さ
- 離職率の高さ
上記の点が分かりやすい点になります。
保育所で働く保育士は基本的に実働時間が長い傾向にあります。
なぜなら保育所に子どもを預けるということは共働きをしている
親御様が近年増加しているためです。
そのため保育士への負担ものしかかります。
保育士の処遇改善も進んできてはいますが、反映されていない職場も多いと思います。
保育士の労働環境の大変さが少しずつ分かってきたよ。
保育士の仕事を社会から認められて、
処遇改善をより対応していただきたいね!
保育士合格後のメリット・デメリット
「保育士に合格してもあまり良いことないでしょ?」と思う方もいると思います。
確かに給与面はまだまだ低いです!
しかし保育士になれたことによって職場によっても違いますが良いことも多くあります。
メリット・デメリットを紹介していきますね!
- 資格手当で給与UP
- 資格があるため親御様からの信頼が少しずつ厚くなる
- 感謝される
- 褒められる
資格があることで親御様からの相談に耳を傾けられて、専門的知識を共有することができます。
親御様が抱えている思いは非常に多いです。
少しでも力になれるような家族的支援も保育士の仕事の一つなため、やりがいがあります。
保育士である私が本音で伝えることで、何か「保育士になるor保育士になって悩んでいる人たち」に
エールを送りたいという意味を込めて記事を記載しています!
感謝されたり褒められたりすると仕事のモチベーションも上がるよね。
デメリットについても解説していくね!
- 給与が低い
- ボーナスがない
- 残業が多い
- 職場の人間関係で悩むケースが多い
- 有休の使い方が雑なこともある
皆さんも同じ経験をしたことがあるかもしれません。
私は当時、まだ働いて数か月なのに転職の話を友達に伝えることができませんでした。
なぜなら怖かったからです。
そのため一人で解決してしまいました。
その行為が報われると信じて、私は親御様や友達等にアプローチしています。
有休の使い方は本来、自分にとっての楽しみに使うお休みです。
私の友達は勝手に有休が使われていたと言っていました。
もしこういったことがあった場合は頼れる職場の方に相談して対応していただくのがベストです!
現役保育士である私の保育士給与(現在と過去の比較)を公開
私の現在の職場と以前の職場ではどのくらい給与が違うのかを
細かく説明していきます。
「事業所」(現在)と「保育園」(過去)での給与は下記のとおりです。
もし就職活動で悩むときは、給与が良すぎるのは避けた方が良いです!
給与が良いということはその分、残業が多かったり仕事に慣れるまでの研修といったサポートが不十分
な可能性も大いにあります。
つまり保育士といっても、多種多様で職場によって力を発揮できるか変わっていきます。
そのため人的環境(面接時:保育士同士のかかわりや挨拶など)に目を向けて、「ここなら大丈夫!」
という安心感を一つ見つけることが重要になります。
2.保育士給与の課題①:給与が安いため、人材が増えない(待機児童の問題にも直結)
ここが一番お伝えしたいポイントになります。
冒頭の結論でも言いましたが、まだまだ保育士の給与は低いです。
そのため人材がなかなか増えません。
- 2022年2月から保育士の給与を9000円UP:保育士の現状を多少理解していただいた改善案(まだまだ少ない)
- 保育所や幼稚園だけでなく事業所も含める:事業所の「保育士」の在り方が認められる
- 補助額の全額を賃金改善に充てる:残業やペーパーレス化を図り、その分を賃金改善に充てる
「詳しく知りたい!」という方はこちらから飛べます。
保育士の給与は平均24万円ほどとお伝えしました。
そこから年金とかで引かれて、20万円手元に残る場合が多いのも実態です。
この章では
- 2022年2月に給与UP、その実態について
- 保育士の人材が少ないから起こる問題とは?
- 保育所に入れないため事業所を利用する実情について
この章が最重要ポイントなんだね。
保育士給与の課題について教えて~
保育士給与の課題についてわかりやすく
お伝えしていくね☆
2022年2月2月に給与UP、その実態について
2022年(令和4年)2月に岸田政権が「保育士給与の引き上げ」について
政策案を出しました。
結論がこちらになります。
- 2022年2月から9000円、保育士の給与を引き上げる
- 保育所や幼稚園のみの「保育士」でなく、事業所も含めての「保育士」が該当する
- SDGs(ペーパーレス化等)の補助額を賃金改善に充て、保育士給与を底上げする
保育士の給与が上がるということは、保育士の仕事が認められているという意味が込められています。
しかし、現状9000円しか上がりません。
どの仕事の分野にも「ブラック」な面があります。
「保育士」はブラックな面が際立つことも多く、なかなか給与があがらず評価されにくい業種です。
それでも保育士の仕事にはやりがいもありますい、親御様からの信頼も得られる仕事です。
年々保育士の給与は増加傾向なため、もし就職先や将来について悩んでいる際は
1つの案として考えてみていただけると嬉しいです。
私のこれまでの「苦悩や歩み」について下記に記載しています。
良かったら覗いてみてください。
保育士の人材が少ないから起こる問題とは?
保育士の人材が少ないということは保育所の数も少ないということになります。
保育所の数が少なくなると
- 子どもを見てくれる環境がない
- 事業所に入れてもらえるように療育センターを利用する
- 待機児童の問題が深刻化となる
保育所がないと親御様はとても困ります。
子どもを見てくれる環境がないのは、精神的にもダメージが大きいです。
事業所(障がいを持っている子どもたちが通う場)と療育センターについては
今後詳しくお伝えさせていただきます。
待機児童の問題は現在進行形です!
保育士を目指す方は、こういった関係機関との連携にも仕事の役割があるため
一石二鳥の情報を得れる強みがあるのが売りになります。
保育所に入れないため事業所を利用する実情について
事業所で働く私の経験だと保育所に入れなくて、事業所を利用する子どもが
最近多い傾向だと見受けられます。
- 事業所には「児童発達支援」というサービスがある
- 「児童発達支援」のサービスは無料で利用できる(年齢にもよる!)
- 朝からお昼後(13:30頃)まで見てくれるため、親御様のゆっくりする時間が取れる
児童発達支援とは
0歳から未就学児(6歳まで)を対象とした障がい児通所支援になります。
障がいを持っているor障がいがありそうだけどわからない(グレーゾーン)の子どもたちが
利用して、コミュニケーションや社会性を身に着けていく場となります。
保育士の仕事は保育所だけのものではありません。
保育士には数多くの仕事があり、職場によってカラーも違います。
保育所以外にも保育士の働ける場所がたくさん
あるのは全然知らなかったよ!
様々な選択肢から「私はこの分野の保育士なら
経験も得られてやりがいもありそう」というの
を一つ見つけられるのがベストだね!!
3.保育士給与の課題②:保育士として働くがモチベーションは低くなる+離職率が高い
保育士として働くとこういう状況に陥ることがあります。
- 働くモチベーションが上がらない
- 子どもたちの対応と親御様への対応で疲れてやる気が起きない
- 我慢できなくてもう辞めたい
その思いに寄り添うため、私が保育士として仕事をしている現在、
ちょっとした「考え方の切り換え」についてお伝えします。
この章では
- 現役保育士流の仕事でのモチベーションの上げ方3つを解説
- 【必見】離職することは悪いことではない(未来の自分を豊かにする)
この2点について解説していくね!
現役保育士流の仕事でのモチベーションの上げ方3つを解説
仕事でも恋愛とかでも皆さんはモチベーションが下がったとき、
どのような行動にでますか?
音楽を聴いたり、読書をしたり、お酒を飲んだりと一人ひとり行動は違うと思います。
そこで私が保育士として働く中で見つけた仕事でのモチベーションの上げ方を3つ紹介します!
- やりがいを1つ見つける
- 悩んだら職場の頼れる先輩に相談する(本当に大切)
- オンとオフを分ける
1つずつ解説していきます。
やりがいを1つ見つける
仕事を続けるうえで、大事なのが「やりがいを見つける」ことです。
1つでも見つからない場合はその仕事はあなたに合っていない可能性が高いです。
簡単に言うと
- 言葉がない子どもにも訴えはあるので、見逃さないこと
- 一つひとつの行動に面白みがあり、保育士の想像を超えてくること
- 最初はできなくても少しずつ成長する子どもたちに感動すること
子どもたちがいるだけで癒されますが、それだけでは仕事とは言えません。
子どもたちの成長にこそ保育士が積み重ねてきた苦労が必ずあることを忘れず、
自分を褒めてあげることも重要になります!
悩んだら職場の頼れる先輩に相談する(本当に大切)
保育士の仕事はどの場所でも女性が圧倒的に多いです。
私の職場でも女性が多いですが、頼れる先輩方ばかりです。
オンとオフを分ける
仕事とプライベートを分けることが大事です。
休みの日でも、創作の準備をしたりすると、休みという概念がなくなってきてしまいます。
オンとオフを使いこなして「自分を大事に」することが身体的・精神的に
大事になります。
オンとオフの使い分けの大事さが
伝わったよ。
自分を大事にする!
仕事が大事なのはとてもわかるけど、
一番大事なのは「自分自身」だから
無理せずに進んでいこう!
【必見】離職することは悪いことではない(未来の自分を豊かにする)
私の転職の時もそうでしたが、やはり「職場の人間関係」が離職する
大きなポイントになります。
「転職しても大して変わらないでしょ?」という意見もあると思います。
しかし転職を決めた時点で未来への歩みをスタートし、前の職場の経験も生かせるため
良い方向へと進んでいます。
離職経験がある私だからこそ、皆さんには無理をしないで相談したりすることの
重要性をお伝えできるのではないか!?と思います。
様々なことにチャレンジしていくことが必ず「新しい道」へと誘ってくれると
経験談をもとに確信しています!
まとめ:現役保育士が語る保育士給与の現状と課題のおさらい
少しは保育士の現状と課題についてイメージがつきましたでしょうか?
保育士給与の安さが少しはご理解いただけましたでしょうか?
年々保育士給与も上がってきています。
「現在保育士の仕事をしている」、「保育士になろうと勉強をしている最中の方」や「これを機に
保育士を目指してみようかな」と何か悩んでいたりする方たちの背中を押せていたら嬉しいです!
まだまだ保育士給与の課題は増えていくかもしれません。
上記で話した課題(人材不足や離職率の高さ等)を1つずつ克服していけるような社会整備が
これから実現できる世の中になるように私も何か行動できたらと思います。
これからも保育士における情報を発信して
皆さんと共有できたら嬉しいな☆
これからもよろしくね!
少しでもこの記事が誰かの役に立ったら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
お仕事しながらのブログ運営尊敬します🙏
保育士さんの労働環境、どうにかならないですかね…。
コメントありがとうございます。。
そしてブログを読んでくださり嬉しいです。
始めてのコメントがりりちゃんさんでした!
どうにかなってほしいですね!
今後もブログを通して、情報発信しますので、よかったらTwitterも
やっていますのでよろしくお願いします。
記事から飛べます